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サンタクロースオフィス

 
 

 ロバニエミ市街地でバス(1時間に1本)に乗り約30分、一面の銀世界を楽しんでいると、サンタクロース村に到着しました.。入村料は無料。
サンタクロースに会えるSanta Claus Office、世界中の子どもたちから手紙がくる郵便局Santa Claus Main Post Officeがメイン。世界のクリスマスを展示したクリスマスハウスや、数多くのショップ、カフェ、レストラン、イッタラ、マリメッコなどのアウトレットもありました。
 The Arctic Circle(北極圏)が走っていて、インフォメーションセンターで北極圏到達証明書を発行してもらえます(4.2ユーロ)。11月29日(月)と12月1日(水)のまる2日間ここを視察しました。

 
      クリスマスの食べ物
豚のもものオーブン焼き、サーモン料理など

お菓子 クリスマスパイ  ジンジャークッキー

飲み物 グロッギ(ワインとベリー類を熱くしたもの
ジンジャークッキー

サンタクロース村の建物の外の風景

トナカイそり体験

12月8日(水)サンタクロース村のメインポストオフィスからサンタクロースからの手紙が届きました。

サンタクロースからドキターKIDSへの手紙

サンタパーク
 
サンタクロース村
ロバニエミ 北極圏 ラップランド
Santa Park

サンタクロース メインポストオフィス

 

←サンタクロース
メインポストオフィス

←クリスマスハウス

通路で出会ったサンタさん、「一緒に写真とろうよ!」

サンタさんが留守のときは、入り口にユニークな看板が。‘トナカイにえさをやっています、すぐもどります!’

「こっちにおいで!」と声をかけてくれました

ここサンタパークでは、自由にサンタクロースに会えて、写真やビデオ・・・なんでもOKなのでした!
フィンランド航空のストライキのため、観光客が少ないという幸運も重なり、子どもたちにサインやビデオメッセージももらうことができました。

 サンタクロースの国フィンランド:1927年、フィンランドは、ラップランド東部のコルヴァトゥントゥリ山をサンタクロースの住居と世界中に宣言しました。その山中で、トントゥ(サンタクロースのお手伝いをする妖精)と一緒に住んでいる・・・。
 1985年、ラップランド州州都ロバニエミ市街地北8キロ地点・北極圏上(the Arctic Circle)にサンタクロース村(Santa Claus Village)を作りました。世界中(198カ国)のこどもたちから手紙が届くようになり、日本の子どもたちから届く手紙の数は、第5番目に多いとのこと(2009年のデータ)。サンタクロースオフィスのドアは1992年に開かれ、サンタクロースに会いに年間50万人が訪れるようになったそうです。

←今までに届いた世界一長い手紙が展示してありました。
ルーマニアのBrasovという町の8校合同で2110人の生徒から。
長さは413,80m

Rovaniemi, at the Arctic Circle, Lapland

 心を込めてたくさん書かれた色紙や手紙をとても喜んでくれました。限られた時間、できるだけ粘って子ども達の質問に答えてもらいました。
☆年齢とお誕生日は?何世紀にもわたってきたので、覚えてないし年齢のことは考えたことがない。
☆好きな食べ物は?好き嫌いなく全部食べる。野菜も。ラップランドの郷土料理が好き。一番は、Mrs.Clausが作るクリスマスのおかゆ。
☆ひげは洗っている?ひげをきれいに保つのは、トントゥの仕事。毎日サウナに入っているよ。

☆日本に行ったことある?とうきょう・おおさか・・毎年クリスマスには、必ず行ってるしね!

クリスマスはキリスト教国フィンランドでは一番のイベント。

クリスマスは、アドベントの第1日曜日(クリスマスから4週間前の日曜日・今年は11月28日)に始まる。教会では、アドベントの催しやコンサートが行われる。子どもたちは、日めくりのアドベントカレンダーでクリスマスを楽しみに待つ。

   サンタクロース フィンランド語では Joulupukki ヨウルプッキ

日    本 :子どもが寝た後にサンタがやってくるというイメージ
フィンランド :「いい子だったかな?」とサンタが玄関から入ってくる。子どもたちは、トントゥと同じ格好をして、起きて楽しみに待つ、トントゥとお友だちになりたいから。プレゼントをもらって「来年もいい子にしているから。」と約束する。

 なにもこの寒い冬にわざわざ極寒の北極圏に行かなくても・・・と言われながらも、勇気をだして行ってきました。 ドキターORIOと、「クリスマスイベントをやるのなら、ロバニエミのサンタクロース村に行こう!」と決めたのがちょうど1年前。出発の直前にドキターORIOがアメリカに行かなければならなくなってしまい・・・。予定通りにORIOが行けたらもっともっと収穫があったでしょうに。

 夢があって大人でも温かい気持ちになれる‘サンタクロース村とサンタパーク’。世界中の子どもたちを受け入れ、夢をこわさないようにといろいろなところで工夫が見られました。このホームページには、載せられないこともたくさん(笑)
それはまたの機会に。

 サンタクロースが言っていました。「笑顔がいちばん。心からの笑顔が心からの良い行いに通じる。」と。子どもたちの笑顔とドキドキ・ワクワクがず〜とつづきますように・・・

                2010.12.22 ドキターAKI
                photos by ドキターNADI

 
サンタクロース村 in フィンランド

トントゥ(妖精)とは?
 フィンランド人は、森にも湖にもサウナにも、身の回りにトントゥという妖精がいっぱいいると思っています。通常は、トントゥは姿を見せないようにそっと人間のお手伝いをします。クリスマスが近くなるとあちこちでサンタクロースのお手伝いをするする姿を見かけるそうです。
トントゥの仕事 @そっと窓から子どもたちの様子をのぞいてサンタクロースに報告
A世界中の子どもたちからの手紙の整理
Bサンタクロースのトナカイとそりの世話

トナカイそり乗り場

Santa Claus Village

プレゼントを入れる袋は、サンタクロースメインポストオフィスで、ロゴマーク入り紙袋を安く譲ってもらいました

視察を終えて

フィンランドのクリスマス

サンタクロース村には、インサイドカメラとアウトサイドカメラを設置してあり、、リアルタイムで世界に発信しています。時差はマイナス7時間(日本午後9時がフィンランドでは午後2時) パソコンで見れるので、連絡をとりあって、子どもたちの手紙を渡すシーンなどをドキターKAZが日本で、ドキターORIOがアメリカで見ました。

 
2010

サンタクロース村案内図

ラップランド地方の州都ロバニエミは、1944年にナチス・ドイツ軍により破壊された歴史を持つ。人口約6万人。広大な市のほとんどが森林、湖沼で、市街地での人口密度は、1平方キロメートルあたり平均7人。復興させたのは、フィンランドの建築家アルヴァル・アアルト。アアルト設計の市庁舎、図書館、劇場、他アルクティクム(北極圏センター・郷土博物館)など徒歩で回れる範囲にある。町の全体図にはトナカイの頭が隠されているそう。

ロバニエミ市街地

‘ドキターKIDSのみなさん、親切でおもいやりのある心を、そして学校でも頑張ってください。すてきなクリスマスを!’
            サンタクロースより

 

サンタズサーモンカフェ: きさくな店主が、ラップランド、サーメ人、サンタクロースについてなど詳しく話してくれました。トナカイのミルクで作ったチーズのデザートをごちそうになりました

一年毎にここに来た手紙の集計をして、板書してあり驚きました。今までにサンタさんは、198カ国、約1400万通の手紙を受け取った。多い国のベスト6:@イギリスAルーマニアBイタリアCポーランドD日本Eフィンランド 日本が5番目とは驚きました。2009年のクリスマス時期には、60万通以上も届いたそうです。
ここに届く全ての手紙(住所が分かるもの)にはすべて、1年遅れでここから返事を出すそうです。これもトントゥの仕事とか。誠実ですね!

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インフォメーション&
ショッピングアーケード

 ←線のこちら側が北極圏

2010年11月29日(月) 高学年生が書いたメッセージをサンタクロース村のサンタさんに届けました!

アルクティクム(体験型博物館)
見所満載、ラップランドの自然、歴史、生活史、ロバニエミの歴史など知ることができる
クリスマスパイ
with甘酸っぱいベリージャム

人口が少ない(520万人)から可能なのでしょうか。イブの夜は、多くのサンタが現れ、一人10件ほどまわるそうです。

クリスマスキャロル(喜び歌)も全てフィンランド語でした・・・

午後5時からの合唱団の練習の様子
パイプオルガンの響きと美しいハーモニーにうっとり

ロバニエミ教会
11月28日(日)アドベント最初の日曜日、午後6時からのアドベントミサに地元の人に交じって参加しました

地理学上の北極点と実際の北極点は異なっており少しずつ移動しているそう
赤いラインが北極圏

寝ながら見れるオーロラシアター
オーロラのことをフィンランド語の名で‘fox flames(きつねの炎)’と言う説明
古来、きつねのしっぽが山の雪をブラッシングすることによって起こると思われていたそうです

ところどころに、素敵なデザインのアクセントがありました

ライトアップされたラッピアハウス(劇場)

世界最北端のマクドナルド、証明絵葉書がもらえます。ライ麦バンズのバーガーはここだけ

町のメインストリートとランドマーク

ろうそく橋

ラゲッジ受け取り場所のオブジェ

午前10時過ぎ
美しい日の出

公認サンタクロースの中でも、サンタクロース村&サンタパークに常駐するサンタさんは、ステイタスが高く特別な存在。体格、知力、語学力などあらゆるものが求められ憧れの○○だそうです

バス停から見たサンタパーク入り口
この中ずっと奥に広大なテーマパークがあるとは・・・

他にも・・・大人も子どもも楽しめました

そりにのっておもちゃ工場を見学したり

氷の女王の案内で氷の彫像を見学、極地方の自然と文化に触れたり、

elf school の校長先生のレッスンを受けたり

ファンタジックショーを見たり

ワークショップで楽しんだり

従業員が全員トントゥになりきっており、笑顔で楽しい雰囲気

玄関を入って、幻想的な明かりの灯された長い通路を下って丘の真下へと向かいます

バスを降りるとすぐ核シェルターの入り口

朝10時ロバニエミ市街地バス停前の気温

もう一箇所サンタクロースに会える場所が、サンタの洞窟の家サンタパーク、サンタクロース村から2Km離れた所にありました。 ある白夜の夏、シュバゼンバーラの森を散歩していたサンタクロースは、その自然の美しさに心を打たれました。そうだ!この丘の下をくり抜き、そこにクリスマスのテーマパークを作ろう!と思いつきました・・・とあります。フィンランドには、核シェルターがいくつかあってそのひとつが、Santa Park となっていました。1998年11月オープンとのこと。11月30日(火)に訪れました。大人28ユーロ(2日間有効)
帰路、ロバニエミ空港を飛び立った直後、左手眼下にサンタクロース村全体を見ることができました。

ブルーのラインが、‘the Arctic Circle’北極線。北緯66度33分39秒  これ以北が北極圏。あわただしい世界とあわただしくない世界とのボーダー(the border between the hectic and non-hectic world)とも認識されているとのこと。そこを横切る誰もが 安らぎの感覚(a sense of calm)で満たされ、自分たちがやってきた忙しい世界を忘れてしまうのだそう・・・

アイスパーク;氷で作られた家や遊び場がいくつもあり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました

この時期、日の出が午前10時、日の入りが午後2時前なので、明るい時間は貴重、あっという間に暗くなってしまいます。

こういうふうにはいきませんでしたねぇ

そりに乗ると肩まで毛皮をかけてくれましたが、寒くて寒くて・・・サンタクロースの大変さがわかりました

ラップランドには、ヨーロッパ最古民族というサーメ人が住んでおり、サーメ人の家を建ててありました
サーメ人の民族衣装を着たスタッフたちがアシストしてくれました

      サンタクロース村でトナカイそりに乗ってサンタクロース気分を味わうことができました。

二日間、かなり長い間このポストオフィスにいて、質問、大量購入したので、顔なじみになりました

サンタクロースメインポストオフィスのロゴマーク

ホテルのベッドの上でゴロンと80匹!

購入したのは、サンタクロース村内のTAX FREEのこのお店。価格も安く、しかも安くしてくれたので、予算内で購入できました。キートス!(ありがとう)

これは、サンタパークでの価格5,90ユーロ(約700円)でしたが・・・

フィンランドの街中にあるポストは、黄色に青いサークルですが、ここは黄色と赤で、三角屋根がついています。本日の消印希望は黄色いポストへ、クリスマスの頃到着希望は、赤いポストへ投函します

ここから「サンタクロースからの手紙」を申し込みできます。2枚複写になっていて、名前と住所を全てアルファベットの大文字で記入します。手紙文面は10カ国語から選択。今年の文面はまだ秘密で、今年はカレンダーが同封されるそうです。7ユーロ

疲れたらこのようにリラックスすることもできます

JAPAN(日本)を見つけました

世界中からの子供達から来た手紙が国別に分けられていました

その消印と説明

本日の消印を、1枚のはがき・封筒に2個、猛スピードで手押ししています。ここの消印はここだけのオリジナル!

壁には、いろいろな掲示物

テーブルがいくつかあって、宛名を書いたりすることもできます

局員さんは、皆トントゥの格好をしていてとてもフレンドリィ

入り口。中へ入ると、郵便局というよりもショップ。たくさんの絵葉書やおみやげが置いてありました

前日の夜は興奮したのか?なかなか寝れなかったドキターAKIでした(笑)サンタさんは、穏やかで、温かく包み込むオーラがして、とてもここちよい気持ちに包まれて幸せ気分を味わえました。1日(水)も運よくすいていたので、もう一度会いに行ってきました。私たちを見るなり、トントゥが、「ようこそ。また来たね!」って笑ってました。

サンタさんがいる部屋は特別な場所。次の人どうぞと呼ばれて入ります。トントゥが二人いるだけ。公式写真25ユーロ

ドキターKAZのブログより

この建物の中のここから先は撮影禁止。長い幻想的な通路を歩いていくと、巨大な機械が動く音が。これはサンタの秘密とか、一日でプレゼントを配るための時間を調節する機械(The Earth’s Rotational Speed Regulator) がゆっくりと動いていました

サンタクロースオフィス 

東京まで7360KMという表示

北極圏到達証明書

サンタパークにて、ドキターKIDSへサンタクロース直筆のサインをもらいました

トントゥ by aarikka

正面がサンタクロースオフィス・上部の線が
the Arctic Circle(北極圏)

イタリアのテレビ局の撮影に応じるサンタクロース

子どもたちへのXmasプレゼントは
このぬいぐるみ(made in Finland)

マル秘情報

グロッギ 
クリスマスだけにしか飲まない。アルコール入りとないものがある。ベリーやナッツを入れて熱くして飲む 体が温まる

外気が極寒なので、セントラルヒーティングをしているためでしょうか、家がかわいい!
どの家もパステルカラーで真っ白い雪色に調和していました

ロバニエミ空港
こんなマークが迎えてくれました